お届け・ご祈願

お取次(おとりつぎ)とは

お取次とは、参拝者の願いを教会の先生(取次者)を通じて神さまにお届けし、
神さまの思いを先生が参拝者に伝える――金光教の信心の中心となる実践です。
人と神が共に助かる道を歩むための、大切な要(かなめ)です。

お届けの流れ

  1. お結界へ進みます(教会でお声がけください)。
  2. 氏名・年齢、願い事/相談事/お礼などをそのままお話しください。
    形式にとらわれず、内容はどんなことでも結構です。
  3. 教会で祈念し、日々の過ごし方や「お礼の心」「利他の心」を共に深めていきます。

どうぞ遠慮はいりません。
「まず神さまにお願いしてから」――
日々の小さなことも、丁寧に、大切にお届けしてまいりましょう。

信心の基本


神さまを天地の親神様と仰ぐ

天地金乃神のはたらきに生かされている私たち。
空気も水も太陽も、天地がなければ人は何もできません。
神と人が互いに支え合う生き方――「神人あいよかけよ」の生活を目ざします。

何でも願い、心配を預ける

神さまは頼まれることがお役目です。
不安は祈りに変え、神さまにお任せして時節を待ちましょう。

おかげは和賀心

和らぎ・喜び・お礼の心――その和賀心こそが、おかげをいただく要です。

人を助けて、わが身助かる

人のための祈りと行いは、めぐりめぐって自分の助かりにつながります。

暮らしの中で進む信心

「生活即信心、信心即生活」。
日々の場面でお取次をいただき、実践を重ねていきましょう。


背景として、金光教では「御取次成就信心生活運動」「神人あいよかけよの生活運動」
が進められてきました。
これは、実生活の中で助け合いを広げていくことを目的としています。